TenniReco をお使いの方に向けて、計測の流れと、計測結果の画面の読み方をまとめました。はじめての方は 1 と 2 をお読みください。3 と 4 は、画面で気になったところがあったときに開けば足ります。
1. 計測は「始める・プレーする・止める」の 3 つだけです#
1-1. ウォッチは利き手に、動かない程度に締めて着ける#
ウォッチは、フォアハンドを打つ手に着けてください。手首の動きから打球を見つけているので、反対の手では正しく数えられません。締め具合は、手首の上でウォッチが動かない程度が目安です。緩いと打球を取りこぼしやすくなります。
1-2. ウォッチか iPhone で、練習の種類を選んで始める#
計測はウォッチからも iPhone からも始められます。始めるときに、レッスン・試合・ラリー・その他から種類を選びます。種類はあとで見返すときの分類に使うもので、選び間違えても振り返りの画面で直せます。
1-3. プレー中の操作は要りません。区切りで ● マークを押すと見返しやすくなります#
打球は、操作しなくても記録されます。練習メニューが変わるときや気になるプレーがあったときに、ウォッチの ● マークを押しておくと、あとでその区間だけを見返せます(→ 4-1)。押しても、打球数や判定は変わりません。
1-4. 終わったらウォッチで止める#
計測はウォッチで停止します。結果は自動で iPhone に届きます。iPhone を持ち歩いていなくても、次に通信できたときに届きます。止め忘れた場合も、打球がしばらくなければ自動で終了します。
2. 計測結果の画面は、上のグラフで全体をつかんでから詳細へ進みます#
2-1. 円グラフは、練習の時間を時計の文字盤に見立てた図です#
円グラフの 1 周が、1 回の計測です。真上が計測の開始で、時計回りに時間が進み、11 時の位置で終わります。
- 外向きの線 1 本が 1 球です。 線が長いほど強い当たりで、いちばん長い線がその日いちばん強かった球です。線の色は球種を表します
- 線が密集しているところは、続けて打っていた時間帯です。線のないところは、打っていなかった時間帯です
- 文字盤の内側の数字は、計測を始めてからの経過時間(分)です
- 内側の金色の弧はラリー(→ 3)、薄い緑の短い刻みは細かなステップです
- 番号のついた丸は、ウォッチで ● マークを押した時点です
- 真ん中の大きな数字は打球数で、その下が計測の長さです(打球数の数え方 → 2-3)
2-2. 棒グラフは、時間ごとの打球数を球種で色分けした図です#
グラフ左上の「円グラフ」「棒グラフ」で切り替えられます。横軸は計測を始めてからの経過時間で、バー 1 本の高さは、グラフの左下に書いてある時間(たとえば 3 分)に打った球の数です。バーの色は、その時間に打った球種の内訳です。バーの下の金色の線はラリー、薄い緑の刻みは細かなステップ、番号のついた丸は ● マークを押した時点を表します。右上の数字は、打球数と計測の長さです。
2-3. 打球数は、ウォッチが打球として検出した数です#
円グラフの真ん中と、棒グラフの右上に出る数字です。ウォッチが手首の動きから「打った」と判断した球を数えているため、実際に打った数とぴったり同じにはなりません。振りが小さい球は数えられないことがあり、素振りを打球として数えることもあります(→ よくあるご質問 1-3)。
計測中にウォッチに出ていた数より、結果のほうが少なくなることがあります。停止したあとに記録を見直し、床をラケットで叩いた動きなど、打球ではない動きを除いているためです。
2-4. もっとくわしく見たい数字は、「›」から詳細の画面へ#
グラフの下のタイルやカードのうち「›」がついたものは、押すと詳細の画面が開きます。球種ごとのインパクトの強さや振り抜きの鋭さ、フットワーク、心拍と消費カロリー、ラリーを、それぞれの画面でくわしく見られます。項目の横の「?」を押すと、その場で説明が開きます。
3. 画面に出てくる指標の意味#
画面の数字を 1 行ずつまとめました。くわしい説明は、各行のリンク先の「よくあるご質問」にあります。
| 指標 | 何を表しているか | 見るときのポイント |
|---|---|---|
| インパクトの強さ(G) | 打った瞬間に手首にかかった加速度の最大値 | 強い当たりほど大きくなりますが、球速そのものではありません(4-1) |
| 振り抜きの鋭さ(rad/s) | スイング中に手首を返す速さの最大値 | 手首をあまり使わない打ち方では、強く打っても小さく出ます(4-2) |
| フォームの揃い方(%) | その日のご自身の平均的な形と、1 球ずつ比べた揃い具合 | 意図して打ち分けた球も低く出ます(4-3) |
| いつもの形からの変化 | 直近 5 回から作った「いつもの形」と、今回の形の違い(3 段階) | 変化を知らせるもので、良し悪しを示すものではありません(4-3) |
| タメを作れた割合 | 打つ前に、腕の動きが落ち着く間を作れた球の割合 | 前の打球から約 2 秒以上あいた球だけを数えます(4-4・4-5) |
| 調整ステップ率 | 打つ前に、細かいステップらしい動きがあった球の割合 | こちらも、前の打球から約 2 秒以上あいた球だけが対象です(4-4) |
| 構え直し安定度 | 打ったあと、腕が落ち着くまでの間合いがいつも通りだった球の割合 | 戻りの速さではなく、いつも通りかどうかを見ています(4-4) |
| 細かなステップ | 歩数計には出ない、その場での小刻みな足の動きの回数 | 手首に伝わる揺れから推定した参考値です。歩数と合わせて見てください(4-6) |
| 歩数・距離 | ウォッチが数えた歩数と、歩幅から出した距離 | 距離はおおよその値です(4-7) |
| 心拍・消費カロリー | 「ヘルスケア」から読み取った心拍と、運動で使ったカロリー | 安静時の消費は含みません(4-8) |
| ラリー(回) | 打球と打球の間が 5.5 秒以内で、5 球以上続いたひとまとまり | 数えるのはご自身の打球だけです。試合のポイントの区切りとは一致しないことがあります |
4. こんなときは#
4-1. 練習メニューごとに見比べたい → ● マークで区切り、あとから区間を絞り込む#
練習中、メニューが変わるたびにウォッチの ● マークを押しておきます。計測結果の画面の上にあるマークの一覧を開き、始まりと終わりにしたい行を 2 つ押すと、その区間の打球だけで数字とグラフが出ます。一覧の先頭と末尾には「計測の開始」と「計測の終わり」もあるので、マークが 1 つだけでも絞り込めます。
4-2. 球種が違って記録されていた → 「✎ 判定の修正」で 1 球ずつ直す#
計測結果の画面の「ショット」の見出しにある「✎ 判定の修正」から、違う球種で記録された球を 1 球ずつ直せます。直した内容は、その計測の集計にすぐ反映されます。
4-3. 上達しているか知りたい → 他の方ではなく、過去のご自身と比べる#
数字は振り方やウォッチの着け方でも変わるため、他の方と比べるより、ご自身の過去と比べるのに向いています。球種ごとの詳細の画面の「推移(直近 5 回)」で、同じ指標がこの 5 回でどう動いたかを見られます。横棒の目盛の右端は「今回の最大」と「過去の最高」の大きいほうに合わせてあり、準備と構え直しの横棒の ▼ は直近 5 回の平均です。
4-4. 練習の気づきを残したい → 振り返りに ★ とコメントを書く#
計測結果の画面の「振り返り」から、5 段階の ★ とコメントを残せます。試合の計測では、勝敗とゲーム数も記録できます。コメントはサーバーに保存されるので、書かないほうがよいことは よくあるご質問 6-11 をご覧ください。
4-5. 打球数が少なく出る気がする → 着け方と振り方を見直す#
ウォッチが緩いときや、振りが小さいときは、打球を数えにくくなります。利き手に着けているか、手首の上で動かない程度に締まっているかを確かめてください。それでも合わないときは よくあるご質問 7-2 をご覧ください。
5. このページで解決しないときは#
判定の精度・データの扱い・うまくいかないときの対処は、よくあるご質問にまとめています。それでも解決しないときは、サポートからお問い合わせください。